いつ起こるか分からない災害、そのとき子どもたちのそばに大人がいるとは限りません。
災害発生後72時間を超えると、生存率は大幅に下がると言われています。
周りに大人がいない状況でも、子どもがみずから生き抜けるために必要なのは、知識とスキル、そしてマインドです。
「72時間サバイバル教育」は、これらを身につけるプログラムです。
プログラムごとに講習を受けると修了証、実技・筆記試験に合格するとワッペンがもらえます。
スキルが身についているか?
学んだことを理解しているか?
が合格の基準。
8つのプログラムすべてのワッペンがそろうと「サバイバルマスター」として認定されます。
答えを教えてもらうのではなく、やってみてトライ&エラーから会得する体験学習プログラム。
学習意欲が高まり、8割以上の子どもたちが複数のプログラムにチャレンジしています。
こ れまでに、大阪府立大学をはじめ、小学校などの教育機関や神戸新聞社、ホテル日航関西空港などの企業と共に、体験プログラムを実施してきました。
今後もさまざまな機関と提携を進めていきます。
支えあいを知ることで、地域コミュニティーヘの意識を高めます。
もしもの災害に備えるだけでなく、地域社会で起きているさまざまな問題や課題に意識を持ち、行動に移せる人になる。
そんな子どもたちが大人の意識をも変えていくことを目指しています。